糟粕をなめる
「糟糠の妻」の糟糠(そうこう)ではありません。糠(ぬか)と粕(かす)では大分意味が違ってきます。「糟粕」の読み方は「そうはく」で、酒粕のことです。酒を搾った残りカスということで、精神のはいっていないぬけがらを意味し、古人の形式をまねることをいうことなのだそうです。「古人之糟粕(こじんのそうはく)」という言葉もあります。古人はすでにそれぞれの道の究極をきわめており、現在に伝わるものはその粕(カス)であるといった意味だそうです。どちらも、「手握り酒」とか「酒骨」とかいった、粕をほめた意味ではないようです。酒粕が少しかわいそうです。
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